右肘手術成功のダル 早くも囁かれる来季以降への深刻な影響

公開日: 更新日:

 レンジャーズは17日(日本時間18日)、右肘の内側側副靱帯を損傷したダルビッシュ有(28)が米フロリダ州ペンサコーラの病院でトミー・ジョン(腱の修復)手術を受け、無事に終了したと発表。右前腕手首付近の腱が患部に移植されたという。チーム広報によれば、術後の経過が良好なら、18日にキャンプ地アリゾナ州サプライズに戻り、19日からチームに合流してリハビリを開始する。 

 初めて右肘にメスを入れたダルは自身のツイッターで<無事、終わりました。パワーを送ってくださった方々、本当にありがとうございました>とつぶやいた。

 まずは最初の関門を無事突破したわけだが、復帰までの長いリハビリ以上に懸案とされるのが、レンジャーズとの契約だ。

 ダルの平均10億円強の年俸は、それでもメジャーの相場からいえば、かなり安い。ダルくらいの実績や実力があれば、年20億円程度のカネを稼いでも不思議ではない。だから11年オフに交わしたレンジャーズとの6年契約が切れた後、どこまで年俸がハネ上がるか注目されていたものの、今回の手術は大きなダメージになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー