ソフトバンク主将に内川を指名した工藤監督の“本当の狙い”

公開日: 更新日:

「チームのために考えてやってくれる彼が適任。主将がいた方が、よりこのチームはまとまる」

 24日、ソフトバンクの工藤新監督がこう言って内川聖一(32)を主将に指名したことを明らかにした。12年に小久保(現侍ジャパン監督)が引退して以降、空席になっていた主将の座に外様の内川が就くことになったわけだが、もちろん異論など出るわけがない。

 史上2人しかいないセ・パ両リーグ首位打者にして、歴代4位の7年連続3割を続ける希代のヒットメーカー。ソフトバンクに移籍して5年目を迎え、すっかりチームのムードメーカー、顔になった内川の就任は順当な人事ではある。

「秋山前監督の強い希望もあってソフトバンク入りした内川は、特に前監督への思い入れが強い選手。辞任が決まった時は号泣していた。工藤新監督が3年ぶりに主将制度を復活させ、そこへ内川を座らせたのは、そんな未練を断ち切らせて、自分の方に向かせる狙いもあると思う」

 とは、チーム関係者の裏側解説だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動