香川がトップ下希望明言 ハリル“再生工場”で自信回復なるか

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 ハリルホジッチ新監督(62)には「絶対に再生させたい」と思っている選手がいる。来日早々の記者会見で「自信を失っている選手がいる。2、3年前、もっといい選手だと思っていた」とコメント。名指しこそ避けたが、ドイツ1部ドルトムントのMF香川真司(26)のことである。

 10-11年、11-12年のブンデスリーガを2連覇したドルトムント。香川は2シーズンで計21ゴールを決め、12年6月にイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。実質2シーズンで38試合6得点と不本意な成績に終わり、14年8月に古巣に戻ったが、往時の輝きは消え失せていた。

「ドルトムントでのトップ下ではなく、マンUではサイドアタッカーやボランチとして起用されたが、弱いフィジカル、少ない運動量、下手くそ守備で評価を下げ、試合勘低下もあってパフォーマンスがガタ落ちした。もともと香川はミスなどを引きずってクヨクヨ悩むタイプ。落ち込んで自信を失って萎縮し、結果を出せないので悩みは深まるばかり……を繰り返してきた。ハリルホジッチは、27日のチュニジア戦、31日のウズベキスタン戦で香川をトップ下でプレーさせ、自信を回復させようとしている」(サッカー記者)

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