すべてが異例…ハリル監督はまるで日本サッカーの“破壊者”

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 日本代表新監督ハリルホジッチ(62)による「初の日本代表メンバー発表」が19日に行われた。

 13日に来日してまだ日が浅く、人選は「日本サッカー協会技術委員会の主導で行われる」(サッカー記者)ともっぱらだったが、メンバー発表で想定外の新機軸を打ち出した。そもそも発表のスタイルも斬新だった。

 通常は、代表メンバーの記されたペーパーが配布され、監督はヒナ壇に座って質疑応答などに応じる。ところがハリルホジッチの場合は、代表メンバーの顔写真が映し出されたモニターの前に立ち、マイクを片手に名前を1人ずつ読み上げた。

「会見場の後ろの方にサッカー協会の幹部や職員が見学に来ていたが、誰もが“まさかモニターを使ったパフォーマンスで発表するとは……”と驚いていた」(前出の記者)

 代表メンバー数にもビックリだ。今回メンバーは27日のチュニジア戦(大分)、31日のウズベキスタン戦(東京)に出場するが、本来は試合登録の23人に2、3人を追加した25人程度の選手が招集される。しかし、ハリルホジッチは代表選手として31人を呼び、それ以外に12人のバックアップ要員も選出した。総勢43人は異例中の異例である。

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