桐生には100m9秒台の過剰期待 日本人の“限界”を専門家解説

公開日: 更新日:

 日本人男子の陸上100メートルランナーにとって「10秒の壁」はとてつもなく厚いものだ。人類で初めて9秒台を記録したのは1968年全米選手権のジム・ハインズ。タイムは9秒99(手動記録、電動計時10秒03)だった。ハインズは同年メキシコ五輪で9秒95(電動計時)で金メダルを獲得。その記録は、09年世界選手権で「ジャマイカの稲妻」こと、ウサイン・ボルト(28)がたたき出した9秒58まで伸びた。しかし、過去に9秒台を記録した80人以上はほとんどが黒人選手。白人ランナーはオーストラリアのパトリック・ジョンソン(03年9秒93)と、10年に9秒98を出したクリストフ・ルメートル(フランス)の2人しかいない。

■朝原宣治が「これじゃ勝てないよ」と漏らした決定的な差

 国内記録を見ると、98年アジア大会(バンコク)で伊東浩司が出した10秒00は今も更新されていない。人類が10秒の壁を破ってから47年も経過しているのに、日本人はやっとその壁の前にたどり着いたに過ぎないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  2. 2

    阪神の“藤浪コロナ”対応に他球団怒り心頭…開幕さらに窮地

  3. 3

    志村けん感染ルートは特定困難…キムタク「BG」も厳戒態勢

  4. 4

    藤浪と同席女性3人も陽性…阪神にコロナ感染者が出た必然

  5. 5

    国民は干上がる 瀬戸際、正念場が長期戦になった衝撃<上>

  6. 6

    ICU闘病も…志村けんさんコロナ陽性から1週間で帰らぬ人に

  7. 7

    3.30「緊急事態宣言」発令で描く 国会休会の仰天シナリオ

  8. 8

    外出禁止で爆発寸前…プロ野球選手がぼやく自宅待機の現況

  9. 9

    日米球界コロナ禍 値切られる入札選手と20億円失うマー君

  10. 10

    立川志らくをバッサリ…“毒舌の先輩”たけしの批判に説得力

もっと見る