松坂猛アピールも…SB工藤監督が早期昇格に消極的な理由

公開日: 更新日:

 急ピッチ調整も喜べないか。

 ソフトバンク工藤監督(52)が昨12日、右肩違和感でリハビリ中の松坂大輔(34)の一軍登板について言及。

「本人に(調整は)任せているから『投げるな』とは言わない」としながらも、松坂の早期復帰の可能性をやんわりと「否定」した。

 松坂はこの日、福岡の西戸崎合宿所で捕手・細川を座らせ、変化球を交え49球を投げた。練習後には「とにかく早くゲームで投げたい。その準備は順調にできてきている」と話し、工藤監督に猛アピールした。

 ところが指揮官はこの一報を受けても慎重だ。

「ブルペンでの状態がまだわからない。(ブルペンで)80球ぐらい投げて様子を見て、問題なければそこからバッターを立たせてやるのか、試合でやるのか、だからね」と言い、状態が急激に上がっても、すぐには昇格させないことを示唆した。

 なぜか。

■二軍でくすぶる豊富な戦力

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋