<第31回>寮の机の引き出しから出てきたのは…

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 大谷が花巻東の1年生だった当時、寮には野球部員の親御さんたちも出入りすることができた。

 週末になると車で片道1時間ほどかけて練習試合を見に行っていた母親の加代子(51)は、そのたびに大谷の好物のお菓子などを部屋に差し入れ。シーツなど自分で洗濯しづらい類いのものは持って帰り、新しいものと交換していた。

 そんな加代子が寮の大谷の部屋にいたあるとき、つんっと、すえた臭いが鼻を突いた。異臭はどうやら机の方から漂ってくる。さすがに気になって引き出しを開けると、中には 

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【連載】秘話 大谷翔平「二刀流の血脈」

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