今季ツアー初勝利のイ・ボミ なぜ「米ツアー」に挑戦しない?

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 イ・ボミ(26=韓国)が逆転で大会を連覇して今季初優勝、日本ツアー通算9勝目を遂げた。首位と1打差2位発進の最終日は6バーディー、ノーボギーの66で回る完璧なゴルフだった。

 今年はこれまで未勝利だったが、2位4回、3位1回の安定感があって賞金レースではトップに立っていた。今大会の優勝賞金2160万円を上乗せして6717万円(10試合出場)。ランク2位の菊地絵理香(今大会予選落ち)とは2413万円差になった。昨年9月に亡くなった父親と約束した賞金女王に向けて着実に稼いでいるのが分かる。

 これだけ強ければ、次は米ツアー挑戦という目標を持っても不思議ではない。韓国人プロにとって「金と名誉は米ツアーにある」が共通認識だからだ。

 ところが日刊ゲンダイがボミを直撃した際は、「(米ツアー挑戦を)以前は少し考えたことがあったけど、今は全くと言っていいほど考えていません。日本は楽しいですし、日本人選手はとても優しいし、ファンもボミちゃんと声をかけてくれるのがうれしい」と、答えた。韓国との行き来が楽で、もちろん試合環境もいいのだが、やはり稼ぎがいいからだ。

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