渡辺勘郎
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渡辺勘郎ノンフィクションライター

59年8月、東京都墨田区生まれ。中大法学部卒業後、週刊文春編集部を経て独立。フリージャーナリストとして、野球を中心に著書多数。

もう1場所待って欲しかった新大関誕生

公開日: 更新日:

 先月の夏場所、12勝3敗の成績で初優勝した照ノ富士。春場所のあと、「14勝で、優勝なら」と言われていた大関とりの条件が場所前には「13勝でも」となり、さらに白鵬が3敗して優勝ラインが下がったことで、一気の大関とりとなった。しかも稀勢の里、琴奨菊の2大関には土を付けたが白鵬には敗れ、同部屋の日馬富士との対戦はなく、鶴竜は休場と、横綱には勝っていない。

「そこなんだよ。最近昇進した横綱、大関は昇進してから優勝してないし、そもそも勝ててない。8番ぐらいしか勝ってなくて、大関のカド番が多い。だから照ノ富士は、もう1場所見て、そこでいい結果を出せば、これは本物だな、となると、私は思ってた」

 照ノ富士の大関昇進に関しては協会内で、武蔵川親方と同じ意見が出たと聞く。それでも照ノ富士が大関になったのはマスコミを含む周囲の声も影響している、と武蔵川は指摘する……。

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