悲願のグランドスラムにあと1つ…ミケルソン初日14位タイ

公開日: 更新日:

 全米オープンのタイトルを取れば、キャリアグランドスラム(マスターズ3回、全英、全米プロ各1回)を達成するミケルソン(45)。

 前半は3アンダーまでスコアを伸ばし、一時はトップに立ったが、バンカーにつかまった13番、14番で連続ボギーとし、1アンダー14位タイでホールアウトした。

「全米オープンの初日はいつも神経質になる。今日はアンダーパーで回ったので満足している。グリーンのスピードは一定ではなかった。1メートルから3メートルのパットをうまく決めることがポイントになるだろう」

 2年前の大会では、1アンダーの単独首位でスタート。2打スコアを落とし、J・ローズに逆転負け。6度目の2位に終わった。

「このコースは、いつもより(第1打の)ミスが許容される」というミケルソンのデータを見ると、ドライバーの平均飛距離は297.1ヤード(28位)、フェアウエーキープ率57%(153位)、パーオン率62.3%(169位)。やや難のあるドライバーショットの曲がりは、得意のショートゲームでカバーするつもりだが、16日で45歳になった。

 偉業達成は今年が最後のチャンスかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑