ヤンキース田中が3敗目 自己ワースト3被弾で“火ダルマ”

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 強力打線のエジキになった。

 田中将大(26)が21日(日本時間22日)のタイガース戦に登板。3本塁打を含む10安打7失点(自責点5)で3敗目(4勝)を喫した。7失点は昨季9月27日のレッドソックス戦以来、2度目。1試合3本塁打を許したのは自身初めてのことだ。

 田中はチーム打率2割7分1厘を誇る強力打線に立ち上がりからつかまった。「制球面で甘く入るところがあった」(田中)という通り、勝負どころでのコントロールミスが致命傷になった。

 一回、2死から12年の三冠王で3番カブレラに右前打されると、続くV・マルティネスには甘く入った変化球を右中間スタンドに叩き込まれる。さらに味方の失策で走者を背負うと、6番J・D・マルティネスには直球を中堅スタンドに運ばれた。

 その後も、一向に立ち直る気配すら見せず、二回はカブレラを四球で歩かせ2死満塁のピンチを招くと、V・マルティネスに中前への2点適時打。五回にJ・D・マルティネスに再び一発を浴びて、この回を投げ終えて降板した。

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