借金生活に逆戻り…「野性味」標榜の巨人に深刻“屋外恐怖症”

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 巨人の原監督(56)は今季のテーマに「野性味」を掲げている。が、結果は威勢のいい掛け声とは正反対。特に「虚弱」ぶりを露呈しているのが、屋外球場での試合である。

 今季、外のデーゲームは3勝8敗。ナイターを含めても13勝18敗と屋外で弱い。28日のヤクルト戦は神宮球場で午後2時試合開始。最高気温は30度を超える真夏日だった。試合前、指揮官は球場入りすると報道陣に言った。

「今日は暑いな。神宮で昼間の試合ってあまりないよね。前に横浜(スタジアム)であったな。暑い日に(抑えの)クルーンが打たれてさ。打ったのはハーパー? そう。そういう試合って寒気がするもんなんだけど、あの試合は(暑くて)寒気まではしなかった」

 炎天下のデーゲームの苦い記憶として、10年7月18日に横浜の助っ人に逆転満塁サヨナラ本塁打を浴びた試合を挙げていたが、案の定だった。

 ヤクルトに逆転負けした巨人は6カード連続で「勝ち越しなし」となり、1日で借金生活に逆戻りである。先発の菅野が七回途中を今季ワーストの6失点。6敗目を喫した。

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