捕手には戻れず、バットも湿り…G阿部は引退へ崖っぷち

公開日: 更新日:

 この日も初回の守備で、一、二塁間の平凡なゴロを阿部がはじき(記録は安打)、2死満塁のピンチを招くはめになった。試合は5番亀井のソロ2発で巨人が勝利。8カードぶりにカード勝ち越しを決めた原監督は「我が軍はなかなかああいう点の取り方ができていなかった。チーム全体のきっかけになればいい」と話したものの、得点はこの2点のみ。この日も8安打で11試合連続1ケタ安打。チーム打率.235、同得点245はともにリーグワーストで、主砲への風当たりはますます強くなることが予想される。

 首を痛めて一塁に再転向したことで、もう捕手には戻れない。満を持して4番に座った最近6試合でわずか2安打。豪打で他球団を震え上がらせてきた阿部が引退危機に直面しようとしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?