日米韓の初Vがメジャー 全米覇者チョン・インジ“驚異の才能”

公開日: 更新日:

 最高のうっぷん晴らしになったチョンは、韓国ツアーを一日でも早く離れて米ツアーに参戦したいと考えている。「金と名誉は米国にある」と思っているからで、ライバルのキム・ヒョージュが昨年のメジャー、エビアン選手権で米ツアー初勝利を飾っていたからだ。今回のメジャー優勝でライバルのキムと対等になり、韓国ツアーにしばられることなく、世界で思い切り暴れることになる。

▽チョン・インジ 1994年8月10日生まれ。韓国・全羅北道群山出身。テコンドーの選手だった父親の影響で小4からクラブを握る。アマ時代は国家代表に選ばれたが、返上して12年プロ転向。今年5月のワールド・サロンパスカップで日本ツアー初出場初優勝。今季韓国ツアー2勝で、もっか賞金ランク1位。韓国高麗大の国際スポーツ学部在籍。175センチ、20歳。母国でのニックネームはダンボ。初優勝は韓国のメジャー。日本ツアー初戦でのメジャー大会制覇は史上初。全米女子オープンも初出場制覇。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議