全米女子5位タイの大山志保 「全英女子に悔しさぶつける」

公開日: 更新日:

「今日は悔しい気持ちでいっぱいです」

 サンデーバック9に入って一時単独2位に立ちながら、11番ボギー、12番ダブルボギーの2ホールがブレーキとなって優勝圏外に落ちた大山志保(38)だ。

 3アンダー4位発進の最終日は前半からピンを果敢に攻めた。

 1番パー4は、フェアウエーからの2打目が同組チョン・インジ(20)のボールに当たりピンそば50センチに寄った。このバーディーパットを難なく沈めると、2番もピン1.5メートルにつけて連続バーディーと好スタートを切った。

 しかし4番はティーショットを左に曲げて深いラフにつかまると、2打目はフェアウエーに出すだけ。ピン手前2メートルに寄せるも上りのパーパットを外してボギー。

 それでも6番5メートル、7番1.5メートルの連続バーディーを決めて6アンダー。この時点でトップを走るエイミー・ヤンに2打差まで迫った。

 前半のピンチは9番パー4だった。ドライバーを右に大きく曲げて、隣1番ホールのフェアウエーへ。目の前の大木がスタイミーになってグリーンを狙えず、ウッドで低いスライスボールを打って花道へ。アプローチは2.5メートルにつけると、ラインを消す強めのパッティングでカップに放り込んでパーセーブ。右手を何度も振るガッツポーズが出た。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー