ヘルマン退場で縞田が大活躍 オリに助っ人なんかいらない

公開日: 更新日:

「とにかく打ててよかったです」

 試合後、こう言って喜びを爆発させたのが、20日の西武戦で途中出場ながら先制打を含む3打数2安打1打点の活躍を見せたオリックス・縞田拓弥(28)だった。

 この日はベンチスタートだったものの、「1番・三塁」で先発出場したヘルマンが、初回の第1打席の見逃し三振の判定に不満を抱き、審判に接触。これが暴力行為とみなされ、退場処分となった。そんな助っ人の代役として二回から出場した縞田がヒーローになったのだから、ヘルマンも立つ瀬がないだろう。

 今季のオリックスはオフにブランコ、バリントン、カラバイヨを獲得したばかりか、シーズン中も独立リーグ・群馬のチャベスを補強。昨年から所属するヘルマン、マエストリ、ディクソンを加えると、助っ人は計7人に膨れ上がっている。にもかかわらず、シーズンを通して活躍しているのは8勝を挙げているディクソンだけだ。

 昨季は鉄壁の守備と機動力を生かした日本人中心のチーム構成でリーグ2位に躍進したオリックス。このチームに余計な助っ人は不要かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?