最下位オリで“派閥争い” 「次期監督」めぐり足の引っ張り合い

公開日: 更新日:

 リーグ最下位に低迷するオリックスが水面下で早くも「お家騒動」を繰り広げている。

 事の発端は22日、ヤクルト巨人などで活躍したA・ラミレス(40)がオリックスの巡回アドバイザーに就任したことに始まる。

 ラミレスは現役時代から日本球界での監督を熱望。スポーツ各紙も一斉にオリックスの「次期監督候補」と報じた。オリックスは今月2日に森脇監督が休養。福良ヘッドコーチが監督代行として指揮を執っている。このオフには監督問題が勃発するため、ラミレスもソノ気になっているのだが、コトはそう簡単には進まない。

 オリックスのフロントは現在、ダイエー(現ソフトバンク)、ロッテで球団運営に手腕をふるった瀬戸山球団本部長率いる「瀬戸山派」と、宮内オーナーからの信頼が厚い元球団本部長で現プロ野球連盟担当の村山常務取締役率いる「村山派」がある。この両派が激しい派閥争いを繰り広げているからだ。

 一方が何らかのアクションを起こせば、対立する一派が足を引っ張る構図で、ラミレスの名前が突如監督候補に挙がったのも、この派閥争いの影響が大きいというのだ。あるチーム関係者は言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束