著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

ゴルフスイングは高度に分析できる時代に突入

公開日: 更新日:

 今年の全英オープンは27年ぶりに、最終日が月曜日へと持ち越された。

 最終ラウンドではザック・ジョンソン、マーク・リーシュマンとルイ・ウェストヘーゼンの3選手が、72ホールを終えた時点で15アンダー。4ホールで争われるプレーオフでは、出だしの2ホールでバーディーを奪ったジョンソンが競り勝ち、2007年マスターズ以来となるメジャー2勝目を挙げた。

 ボクはテレビ観戦していたが、欧米ツアーの選手を見ていると、どの選手もガンガン飛ばしてくるが、力任せにスイングしているわけではない。

 体の使い方、そしてクラブの動かし方が合理的で、実に理にかなっている。

 では、どこに着目して練習すれば、彼らのように効率の良いスイングを身につけられるのか?

 まずは客観的にスイングを分析することが大事だが、ここにきてゴルフ界にも画期的な装置が導入されている。

 モーションキャプチャーと呼ばれる装置で、これを使うとスイング中の体の動きだけでなく、ヘッドやシャフトの挙動までも数値化され、3Dグラフィックスで動きを分析できる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?