著者のコラム一覧
マーク金井クラブアナリスト、クラブ設計家

1958年、大阪府出身。ハンデ3。ゴルフ雑誌の編集記者からフリーに転身。05年にアナライズを設立し、自社スタジオでゴルフクラブの計測、試打を専門的に始める。同時にメーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計し販売も手がける。執筆活動も積極に行い、新聞、雑誌、インターネットで連載を多数抱え、著作物も定期的に発刊。近著では、「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)、「一生役立つゴルフゴルフ超上達法」(マイナビ出版)がある。現在、新刊書も数冊手がけている。

今どきの大型ヘッドはシャフトフェースが正解

公開日: 更新日:

 今年の全米オープンはマスターズを制したジョーダン・スピースが、辛くも1打差で優勝を手元に引き寄せた。これでスピースはメジャー2連勝。同じ年にマスターズと全米オープンを制したのは2002年のタイガー・ウッズ以来である。

 会場となったチェンバーズベイは、英国リンクス風のレイアウトだったが、驚かされたのがホールの長さだ。

 日によって設定距離が変わったが、一番長い時は9ホールで4000ヤードを超えた。パー4は500ヤードを超え、パー5も600ヤードを超えていた。ここまで長いのは常識外れだが、出場選手の飛距離も常識外れだった。

 ドライバーは楽に300ヤードを超え、600ヤードのパー5でも楽に2オンしてくる。

 中でもずぬけて飛ばしていたのが、1打差の2位でフィニッシュしたダスティン・ジョンソン。ドライバー飛距離は350ヤードを超え、5番アイアンで250ヤード以上も飛ばしていた。

 さて、このジョンソンの飛距離。並外れたパワーもさることながら、今どきのクラブと相性のいいスイングで飛距離を稼いでいる。テークバックではフェースを閉じ、トップでフェースが空を向く。いわゆるシャットフェースでスイングしているのだ。

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