オリ岩崎語る 東海大相模・門馬監督“理不尽ノルマ”の真意

公開日: 更新日:

 夏の甲子園準決勝で関東一(東東京)を10対3と下し5年ぶりの決勝進出を果たした東海大相模(神奈川)は、横浜と並ぶ神奈川屈指の強豪校。練習の厳しさもさることながら、オリックスの内野手・岩崎恭平(29)が「練習よりつらかった」と苦笑いを浮かべながら語ってくれたのが、「練習試合でのノルマ」だった。

「他の世代で行われていたかは不明ですが、少なくとも僕らの時代には監督(門馬監督)が、練習試合の途中で突如、ベンチ入りの選手全員にノルマを課していた。例えば、10-0で勝っていても六回ぐらいに監督がボソッと『これからの3イニングであと5点取れ』とか、『次の回だけで3点取れ』という指示を出すわけです。せっかく大量リードしても、この一言でベンチが凍りつく。当時はいつ指示が出るかわからなかったので本当に嫌でしたね」

 監督の指示は絶対。ノルマが達成できなければ、たとえ試合に圧勝しても「罰」を受けた。それが「相模名物」ともいわれる「ポール間ダッシュ」だという。

■公式戦ではノビノビとプレー

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…