年齢の壁もなんの ジャイアンツ青木「複数年契約」に現実味

公開日: 更新日:

 ジャイアンツ青木宣親(33)が復調気配だ。

 26日(日本時間27日)のカブス戦は5号先頭打者本塁打で、チームの連敗ストップに貢献。死球の影響で戦列を離脱して以降、初の一発を放って元気なところをアピールした。

 青木は今季ジャイアンツと年俸400万ドル(約4億8000万円)の1年契約。2年目の来季契約(年俸550万ドル=約6億6000万円)を行使するかどうかの選択権は球団側にある。

 自動的に契約更新される550打席をクリアするには、残り35試合で181打席が必要だからほとんど絶望的。つまり87試合に出場して2割9分6厘、26打点、5本塁打、14盗塁という33歳の今季成績をジャイアンツがどう評価するかだ。

「メジャーの野手には35歳という年齢の壁があります。イチローぐらいコンスタントに安打を重ねる選手ならともかく、アベレージヒッターだろうとパワーヒッターだろうと35歳を境にガクンとパフォーマンスが落ちると判断される。33歳の青木も同様で、年齢の壁が迫っているのは間違いありませんが……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」