ジャイアンツ青木 本塁打王抑え球宴ファン投票3位に浮上

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 外野手の4番手から一転してオールスター(7月14日、シンシナティ)のスタメンに名を連ねる可能性が出てきた。

 ナ・リーグファン投票の第4回中間発表が16日(日本時間17日)に行われ、ジャイアンツ青木宣親(33)が外野手部門で299万5899票を集め、マーリンズ・スタントン(292万2350票)を抜いて前回の4位から順位を1つ上げた。これで「ミッド・サマー・クラシック」と言われる真夏の祭典でのスタメン出場も夢ではなくなってきた。

 青木が猛烈な勢いでファンの支持を拡大した。前回(第3回)の中間発表ではスタントンとは約4万7000票の開きがあったが、逆にわずか1週間で約7万3500票近く差をつけた。

 スタントンは昨季の本塁打王(37本)で、昨オフには北米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約399億7500万円)で契約したメジャーを代表するスターだ。今季もマーリンズの主砲として、ここまでリーグトップの23本塁打をマークしている(15日終了時)。


 一方の青木はここまで2本塁打と長打力ではスタントンにかなわない。パワーでは見劣りするとはいえ、昨季のチャンピオンチームを牽引し続ける姿勢がファンの支持を集めてスタントンを上回ったとみられる。

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