CSへ崖っぷちの阪神はじく「10.4最終決戦」のソロバン勘定

公開日: 更新日:

 どうせなら儲けて終わりたいだろう。

 阪神は4位広島に連敗してリーグ優勝の可能性が完全消滅。ゲーム差は1.5に詰め寄られた。

 阪神はAクラスに残っても和田監督の解任は決まっているようだが、営業担当は残り4試合をシミュレーションしてソロバンをはじいているはずだ。最も高収入が期待できるのは「最後の決戦」だろう。10月4日の日曜日は、阪神も広島も今季最終戦。そこで3位と4位が決まるとなれば、スタンドは超満員間違いなしだ。阪神ファンだけでなく、13年のクライマックスシリーズのように外野席は真っ赤なカープファンで埋め尽くされるかもしれない。

 甲子園が満員になれば、チケットや放映権料、グッズ・飲食代、阪神電鉄のキップ代などで1試合に2億7000万円以上の売り上げがあるといわれている。しかも、3位になれば2010年のロッテのように日本シリーズに出て、頂点に立てるチャンスも残されるし、1億円以上の分配金も見えてくる。

 3位で日本一まで考えるのは欲張りだが、ここまでくれば稼げる金は逃したくない。

 阪神の残り試合は4は広島より2つ少ないから、3連勝すれば広島が5連勝しても抜かれず、4日が決戦となる。何としても最終戦の消化試合は避けたいところだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動