残り試合が正念場 阪神・和田監督の「解任」シミュレーション

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 このまま逃げ切れる力はない。

 降雨のため44分遅れで「プレーボール」となった1日の阪神広島戦。一回表2死無走者から雨脚が強くなり、10分間の中断後、ノーゲームとなった。

 阪神は118試合を消化して首位に立っているとはいえ、2位ヤクルト、3位巨人とのゲーム差は1。4位広島とも4.5差しかない。苦手な巨人戦(7勝13敗)は5試合を残し、6勝9敗(1分け)と負け越している広島戦も9試合ある。先週は5試合で1勝4敗と大苦戦。この先25試合で首位転落どころか、Bクラス落ちだってありうる話だ。

 あるOBは、「ここまできてBクラスなら監督解任は堅い」と言って、こう続けた。

「今季で4年目の和田監督は、5位、2位、2位ときているが、阪神の年俸総額は34億円近い(12球団中4位)。3年に1度は優勝しなければファンも納得しないし、大金を使っている意味もない。一昨年は2位といっても巨人に12.5ゲーム差もつけられ、昨年も7ゲーム差で一部には交代論もあった。それを打ち消したのは、奇跡といわれた巨人とのクライマックスシリーズ4連勝だった。今年も優勝なら続投、Bクラスなら解任。ここまでは決まりとみていい。仮に2位や3位でも、日本シリーズに進めば、南球団社長は続投させるはずです。問題はCSの負け方が悪い時。監督交代で話題と新味が欲しいスポーツマスコミは黙ってはいないでしょう」

 阪神といえば「お家騒動」が常。特にオフシーズンは、話題に事欠くマスコミにとっておいしいネタである。阪神に波風が立たなければ、無理やりでも雨を降らせたいのが本音。和田監督がぐっすり眠れる日々を送るには、一日でも早く優勝を決めるしかない。

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