東京五輪追加種目 「若者へのアピール」に透ける組織委の思惑

公開日: 更新日:

 スポーツファンの吉川潮氏(作家)はこう言う。

「組織委のお歴々たちは競技の実態なんて知らないでしょう。IOCへのアピールと共に、若者にも『私たちはこんなにもあなたたちに理解があるんですよ』と言いたいだけです」

 若者向けという理由で五輪種目の候補になるなら、まさかとは思うが「ビデオゲーム」が五輪競技になる時代もやってくるのではないか。

 日本では馴染みがないが、欧米やアジア圏の一部ではゲームでの対戦は「エレクトロニック・スポーツ」、通称Eスポーツとして若者に人気がある。賞金1000万円の大会も珍しくなく、中にはプロアスリートさながらに企業と契約する者すらいるのだ。

 若者のスポーツ離れはIOCにとっては死活問題。競技人口が減るだけでなく、五輪中継の視聴率にも影響する。その先に待っているのは深刻なスポンサー離れだ。近い将来、東京五輪組織委のように、IOCに媚を売る国が追加競技に「ビデオゲーム」を提案してもおかしくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か