東京五輪追加種目 「若者へのアピール」に透ける組織委の思惑

公開日: 更新日:

 これらの騒動で組織委の株は急落。新国立競技場をめぐるゴタゴタではさすがにIOCのバッハ会長も「早く解決しろ」と苦言を呈したほどだ。

 東京五輪へ向けて二転三転を繰り返すお粗末な対応は、今や世界の笑いものだからこそ、五輪には不向きでも、IOCが喜ぶ競技を自ら追加種目の候補として選んだのではないか。

■落選したボウリングは協会会長が激怒

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は「破れかぶれにしか見えません」と、こう続ける。

野球・ソフトと空手は別にして、残る3競技からは『東京五輪はこんな大会にしたい』という理念は何も見えません。確かに若者のスポーツ離れはIOCの抱える問題です。組織委は『IOCがそう言っていることだし、若者に人気のある競技を選びました』ということでしょう。一応、それらしい理屈を説明したものの、外された競技からすれば納得できないでしょうね」

 実際、「若者人気」という点で落選した全日本ボウリング協会の武部会長は28日の会見で激怒。「他の競技に比べて若者の数は圧倒的に多い! 若い人に失礼だ!」とまくし立てた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網