退団濃厚の日ハム右腕メンドーサはCSが唯一の売り込み舞台

公開日: 更新日:

「今季限りなのは間違いない。でもだからこそ、CSでの力投が期待できるんだよ」

 日本ハムOBがこう話すのは、CSファーストステージ2戦目に先発予定のメンドーサ(31)だ。日ハム2年目の助っ人右腕は今季10勝8敗、防御率3.51。年俸は1億円だ。今季限りで契約が切れることもあり、来季の所属先に注目が集まっている。

 冒頭のOBが続ける。

「メンドーサの代理人が球団に移籍をちらつかせていると聞いている。もちろん、来季契約のために好条件を引き出そうとしているのだが、これは逆効果。ただでさえ、日ハムはカネにシビア。『我々の出す条件が嫌なら好きにしろ』というのが球団の基本姿勢だからね。いくら交渉しようが暖簾に腕押し。となれば、ポストシーズンで他球団に向けてアピールをする必要がある」

 現時点でメンドーサ争奪戦に出てくることが予想されるのは投壊状態の楽天西武、DeNAの3球団。メンツがメンツだけに、どこまで年俸を吊り上げられるか甚だ心もとない。しかし、CSで目の覚めるような好投をすれば、阪神中日も引っ張り込める。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手