日ハム栗山監督 斎藤佑樹を「特別扱い」は巧妙なパワハラか

公開日: 更新日:

 一般的に栗山英樹監督は斎藤佑樹に甘いとされているが、私はそう思わない。むしろ、彼ほど斎藤に厳しい人もいないのではないか。現在の斎藤の実力を考えた場合、栗山監督が課している「特別扱い」というハードルは極めて高い。もはや無理難題のレベルだ。

 ご存じ、元・甲子園のスターである斎藤は、プロ入り以降その期待を裏切り続けている。一軍はおろか二軍でも炎上を繰り返し、中継ぎに回っても結果を残せず、最近は一部で限界説までささやかれるようになった。

 しかし、それでも栗山監督は斎藤の特別扱いをやめない。性懲りもなくマウンドに送り、よせばいいのに世間の注目をわざわざあおるような言葉まで発する。「斎藤はチームの雰囲気を変えられる投手」「彼の存在感は大きな力」「夏は彼の季節」など、栗山流のリップサービスは、斎藤にしてみれば期待のエールというより冷やかしに近い。そうやって不当にハードルを上げるからこそ、斎藤はますます嘲笑されてしまうのだ。いやはや、栗山監督も爽やかな笑顔ながら底意地が悪い。私が斎藤なら、黙っておいてほしいと思うはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「風、薫る」“シマケン”はブーイングも…Aぇ! Group佐野晶哉には「オファー増」の追い風

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    “世界ランク1位”の座を捨てて甲子園へ 享栄・上江滝拓未「将来はプロかバスの運転手」

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  1. 6

    りくりゅう“ジュニア”に早くも金メダル期待 一般家庭の子にはない「血」と「資金」の強み

  2. 7

    高市政権が国民資産「強奪」計画! 現預金1100兆円を狙い撃ち、放漫財政のツケを庶民のフトコロに押しつけ

  3. 8

    ビートたけし&島田洋七「ほとんどリタイア」の現在地…「おお元気か?」と連絡し酒を酌み交わす

  4. 9

    日本ハムは「レイエス流出阻止」が最優先課題 優勝争い&新庄監督の去就以上に重大なワケ

  5. 10

    警察は田岡邸を没収し、兵庫県や神戸市の持ち物にしたらどうだ