ゴールなくACL敗退…ガンバ宇佐美「海外再挑戦」封印の波紋

公開日: 更新日:

 G大阪のFW宇佐美貴史(23)が21日、地元でのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦・広州恒大(中国)戦で後半15分に交代出場。26分と39分にシュートを放ったが、いずれもゴールの枠内を捉えきれず、試合はスコアレスドロー決着。2試合合計スコア1-2でG大阪の準決勝敗退が決まった。

 高校2年でG大阪のトップチームとプロ契約を交わした宇佐美は11年6月、欧州を代表する名門バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に引き抜かれるも、鳴かず飛ばず。移籍したホッヘンハイムでも控えに甘んじ、13年6月に当時J2の古巣G大阪に復帰した。

 Jリーグではゴールを量産。15年3月にはハリルホジッチ監督から2年半ぶりに代表メンバーに招集され、同月27日のチュニジア戦で初招集から4年越しの代表デビューを果たし、4日後のウズベキスタン戦で代表初ゴールを決めている。

 そんな宇佐美は帰国した当初、海外再挑戦を口にしていた。周辺では「欧州再挑戦の可能性あり」ともっぱらだった。ところが今年夏ごろから再挑戦の話が聞かれなくなり、最近で「海外移籍には興味がない。日本代表のためにずっとJリーグでプレーする」と言い始めていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    森保Jは海外からどう見られているのか…W杯のライバル国、ブックメーカーによる意外な評価

  2. 2

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  3. 3

    FIFA会長がトランプ大統領に贈った「平和賞」は両者の癒着の象徴…元FIFA職員が史上最悪のW杯抽選会を一刀両断

  4. 4

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  5. 5

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  1. 6

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  2. 7

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  3. 8

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

  4. 9

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  5. 10

    元日本代表DF冨安健洋がアヤックスと契約合意報道…森保Jに朗報も「ガラスの肉体」の期待と不安

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった