SB工藤監督「和田特別扱い発言」の真意を権藤博氏が解説

公開日: 更新日:

“横一線? レギュラー白紙? またまた、調子のいいことを言っちゃって。そんな簡単なものじゃないでしょうが”

 監督の方便、外交辞令はすぐさま見抜かれ、そう言って舌打ち交じりに毒づかれるのが関の山。白々しい言葉で踊るほど選手は単純ではない。

 だから、工藤監督の正直な言葉はいっそ清々しかった。選手は自分の立ち位置に敏感だ。和田が復帰すれば、方便など弄さずとも、先発ローテーションの4番目以下の投手はイヤでも危機感を覚えるし、先発からあぶれた投手とポジションを争う中継ぎ陣もふんどしを締め直さざるを得ない。これで十分なのだ。

 私は、「競争なきところに繁栄なし」を持論としているが、組織を活性化するのに余計な言葉はいらない。「期待しているぞ」「チャンスはあるぞ」と選手のご機嫌を取るのは誰だってできる。安易な手法に頼らず、いかにして選手のやる気を引き出し、競争意識を高めてチーム力を上げるか、監督はそういうことに頭をひねるべきである。

野球評論家)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 2

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  3. 3

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  4. 4

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 5

    浜辺美波"激やせ"騒動はキンプリ永瀬廉との「破局」が原因か? 橋本環奈が励ます"みーちゃん"の近況

  1. 6

    ダイナミックな年に

  2. 7

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  3. 8

    2026年冬ドラマ大予想 「共感派」は杉咲花主演作が独占、「考察派」がザワつきそうな4作

  4. 9

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 10

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ