真中監督の手腕評価の権藤氏 「自主性」野球の“落とし穴”忠告

公開日:  更新日:

コラム【権藤博の流儀】

 17年前の新聞を読んでいるのかと錯覚した。

 10月2日にヤクルトがリーグ優勝を果たした翌日。新聞各紙には、就任1年目でチームを14年ぶりの栄光に導いた真中満監督(44)の手腕を礼賛する記事が並んだ。

 キャンプでは恒例だった夜の素振りを廃止し、コーチによる居残り練習の強制も禁止して、自主練習の時間は選手自身に決めさせた。シーズンに入ると監督はほとんどミーティングに顔を出さずに、各選手への指導はコーチに一任。自身は選手が力を発揮できる環境をつくることに腐心し、移動日ゲームの日には試合前のフリー打撃を希望者のみとして、シートノックも行わないなど、従来の慣例に縛られない大胆な手法も取った。

 各紙が紹介したエピソードに差はあれど、共通していたのは選手の「自主性」を尊重した真中流操縦法。これがペナントレース制覇の最大の要因との見方だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の「大型契約」はいつ?

  7. 7

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    エ軍が大谷の復帰に慎重姿勢 あの日本人投手が反面教師に

  10. 10

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

もっと見る