ミスで表情変わる日本女子プロはイ・ボミに絶対かなわない

公開日: 更新日:

【コラム 菅野徳雄「日本のゴルフを斬る」】

 アメリカの選手にはクリスチャンが多いので、彼らが優勝したときの共同記者会見は、昔からよく選手の「神への感謝」から始まった。

 今季7勝し、獲得賞金が男女を合わせて史上最高の2億2500万円を突破したイ・ボミは試合中、ふとしたときに十字を切っていることがあるので、クリスチャンであることは分かっていた。

 アメリカの選手のように、記者会見で神への感謝を言葉にすることはないにしても、どんなピンチに立ったときでも、ミスをしたときでも表情ひとつ変えないのは、ゴルフが出来ることに常に感謝しながらプレーしているからだと思う。

 技術面については「スイングプレーンが崩れることはまずない。どんなショットをするときでもバックスイングとダウンスイングのテンポが変わらないのが最大の強みだ」とよくいわれる。

 高校3年のときから師事している趙範洙コーチにスイングの基本を徹底的に叩き込まれて育った。趙氏はアマチュア時代には韓国代表として活躍し、プロになって優勝したこともあり、韓国では屈指の名コーチとして注目されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束