衝撃の大減俸 巨人・杉内は「小笠原ケース」でFA移籍へ

公開日: 更新日:

 これまで巨人にFA移籍した選手は、今オフの脇谷を含めて総勢20人。が、巨人で現役を終えたFA組は、川口と今年1年しか在籍していない金城の2人しかいない。落合、清原、工藤、江藤、小笠原ら、大物FA選手のほとんどが巨人を去り、移籍先で引退しているのである。

「今回は杉内が自ら申し出たとはいえ、小笠原のケースに近い。チームに大きく貢献した時期があっても、大型契約が切れて成績が落ちてくると大減俸。活躍しているうちは好待遇でも、落ちぶれた時との落差が激しい。生え抜き重視の巨人は、外様選手に冷たいといわれる。衰えが見え始めた多くの大物が、出場機会を求めて他球団に移籍するのがお決まりのコース。ただ、年俸が5000万円になったことで、来オフ以降、FAで他球団にも手が届く存在になったといえる。来季中に復活を果たせれば、ラミレス新監督をはじめ、巨人出身選手や関係者が多数在籍するDeNAあたりは手を挙げるでしょう」(球界関係者)

 来季中の復活を目指し、懸命にリハビリに取り組む杉内は「来年のできるだけ早い時期に戦線復帰したい」とした。

 背番号「18」を背負ったまま巨人で終わるか。かつての大物FA選手同様、巨人を去るか――。考える時間はまだたっぷりある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  2. 2

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  3. 3

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  4. 4

    巨人・阿部監督に心境の変化「岡本和真とまた来季」…主砲のメジャー挑戦可否がチーム内外で注目集める

  5. 5

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」【全編】

  1. 6

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  2. 7

    上野樹里“ガン無視動画”にネット騒然! 夫・和田唱との笑顔ツーショットの裏のリアルな夫婦仲

  3. 8

    立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた

  4. 9

    激太り危機は今や昔…浜崎あゆみ「激ヤセ説」も「連日ケーキ2個」の健啖ぶり

  5. 10

    パックン、長谷川ミラにも批判殺到…「ABEMA」違法外国人問題を巡りフィフィも参戦、海外ルーツのタレントにも分断起きる