元燕守護神バーネット レンジャーズと契約も定位置なし

公開日: 更新日:

 念願のメジャー移籍がかなった助っ人守護神の契約内容が明らかになった。

 ダルビッシュ有(29)が所属するレンジャーズは15日(日本時間16日)、ヤクルトから自由契約になっていたトニー・バーネット投手(32)と2年契約を結んだと発表した。

 年俸は総額で350万ドル(約4億3000万円)で、1年目が150万ドル(約1億8300万円)、2年目が175万ドル(約2億1300万円)。3年目の18年は球団に選択権があり、25万ドル(約3000万円)を支払って契約を解除できる。

 今季のバーネットは59試合に登板し、3勝1敗41セーブ、防御率1.29。2度目の最多セーブを獲得し、ヤクルトのリーグ優勝に貢献したが、レンジャーズでは「定位置」を確保できる保証はない。

 レンジャーズは今季途中からクローザーで起用されて22セーブをマークした守護神トールソン、新人ながら22ホールドを挙げたケラらリリーフ陣が豊富だからだ。

 来季は中継ぎで起用される日本の守護神はオープン戦から結果を残して信頼を得るしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋