メジャー通の友成那智氏がパ・リーグ新外国人を“品定め”

公開日: 更新日:

 パで評価が高いのは日本ハムのマーティン(右投左打)と西武の李振昌(右投右打)の投手2人だ。

「マーティンは速球の平均が152キロ。身長が203センチと高いので、ボールに角度が付く。いいカットファストボールとカーブがあるため、右投手なのに左打者に強いという長所があります。倉庫で3年働いた後、独立リーグ、マイナーリーグを歩んだ苦労人。ハングリー精神は旺盛です」(友成氏)

 日本ハムは昨季、後半戦でリリーフ陣がバテて失速しただけに、抑えの増井につなぐセットアッパーとして計算が立てば大きな戦力になる。

 西武も懸案のリリーフ陣を強化できそうだ。

「李振昌はサイドハンドから150キロの速球を投げ込む右腕。かつてヤクルトに在籍した林昌勇に似たタイプです。球威はあるが制球がいまひとつなので、クローザーよりセットアッパー向き。インサイドを果敢に突く強気の投球が持ち味で、その分、死球は多い」

 2人に次いで高評価はオリックスのコープランド(右投右打)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴