低迷の男子ツアー スポンサーが女子ツアーへの“踏み台”に

公開日: 更新日:

 とはいえ、女子プロトーナメントの冠スポンサーになりたいといっても簡単になれるものではない。

 これまでの取引状況や審査基準、日程的問題など、クリアしなければならない条件がいくつもある。

「過去には、女子ツアーに断られて、とりあえず男子ツアーのスポンサーになったという企業もあった。来季、男子ツアーに復帰するパナソニックも4月21日(木)~24日(日)の日程で千葉CC梅郷Cでパナソニックオープンを開催しますが、20日(水)~22日(金)の日程で同じ千葉CC野田Cで、ステップアップツアーのパナソニックオープンレディースの冠スポンサーにもなりました。同じ会場で女子もウエルカムパーティーに出てくれば取引先にも喜ばれます。そうやって下部ツアーで開催実績をつくれば、将来的にその大会をツアーに昇格させることができるかもしれません。冠になりたい企業の目当ては女子ツアーですから、今後、こういうケースが増えるかもしれません」(前出のツアー関係者)

 この日(6日)、選手会新会長に選ばれた宮里優作(35)は「10、20年後に試合が増えるような基盤をつくっていきたい」と述べたが、その頃男子ツアーは存続しているのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  2. 2

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  3. 3

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  1. 6

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  2. 7

    海老原清治プロ(76)が目からウロコの提言…高齢者が続けるためには「ルールを変える必要がある」

  3. 8

    第一線から退く谷口徹さんの「ひねくれキャディー愛」…表で皮肉も、裏での思いやりがすごかった

  4. 9

    米ツアーシード権喪失の渋野日向子に“原英莉花の復活ロード”「下部ツアー」参戦のススメ

  5. 10

    ツアーで死人が出る前に「酷暑対策」を講じるべきだ…アマチュアで死亡事案発生、一刻の猶予もない

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発