元ドラ1安達さんが病死…「阪神の歴史」を訃報で振り返る

公開日: 更新日:

 7日、元阪神投手の安達智次郎さん(享年41)が病死した。

 安達さんは92年ドラフトで、松井秀喜(元巨人ヤンキース)の外れ1位で村野工高から阪神に入団。速球派左腕として期待されたが、一軍登板はなく引退。阪神で打撃投手を務めた後、神戸市内で焼酎バーを経営するなどしていた。突然の訃報に関係者はショックを受けている。

 阪神では昨年、中村勝広GM(享年66)が遠征先のホテルで心不全のため亡くなった。安達さんは別としても、阪神の歴史を振り返ると痛ましい訃報が少なくない。

 阪神で79年に22勝を挙げて最多勝を獲得した小林繁さん(享年57)は、10年1月に心筋梗塞で突然死。

 03年のリーグ優勝に貢献した伊良部秀輝さん(享年42)も引退後の11年7月にロスで首を吊って自殺している。

 フロントでは88年、古谷真吾球団代表が、助っ人バースの契約問題、掛布の引退問題の渦中に宿泊先のホテルから飛び降り、自ら命を絶った。98年には渡辺省三スカウトが神戸市内の雑居ビルから転落死している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白