“肉弾戦”上等! U-23日本はMF南野のタフネスでリオ決める

公開日: 更新日:

 リオ五輪アジア最終予選の準決勝が、26日の午後10時30分にキックオフされる。

 勝てばリオ五輪出場の大一番の相手、イラクは優勝候補の最右翼。主力の大半がA代表経験者だ。右サイドFWタリクは17歳で代表デビューを果たし、30試合以上の代表戦をこなしている。1トップのFWカラルもA代表常連。左右両足で強烈シュートが打てる。19歳の新鋭195センチFWアイマンはパワープレー要員として後半途中から登場。空中戦で無類の強さを見せる。

 対する日本は準々決勝イラン戦のように「まずは堅く守って失点ゼロで踏ん張り、相手の足が止まる後半の半ばから勝負をかける」戦法。そこでカギを握るのが、オーストリア・ザルツブルク所属のMF南野拓実(21)だ。

「15年1月にオーストリアに渡り、欧州ならではのハードな当たりにも慣れ、センの細さやソフトなビジュアルとは裏腹に『肉弾戦も全然苦にならない。逆にブッ飛ばしてやりますよ』と言うようになった」(現地を取材する記者)

 予選1次リーグ3試合すべてに出場しながら無得点に終わり、練習中などでナーバスな表情を浮かべることも少なくなかった。しかし、南野はまるで動じていなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした