宮崎パレードに姿なし…ソフトB松坂大輔はいきなり正念場

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 そこに背番号「18」の姿はなかった。1月31日にキャンプ地・宮崎で、2年連続日本一の優勝パレードを行ったソフトバンク。華やかな出迎えにナインが頬を緩ませる中、影も形もなかったのが松坂大輔(35)だ。

 パレードに参加したのはキャンプ一軍スタートの選手のみ。今季から古巣復帰の和田(前カブス)は、「僕がいてもいいのかな」と苦笑いしていた。昨季一度も登板せずに二軍スタートの松坂がパレードに参加しなかったのは当然だが、輝きを失った背番号18はそれどころではない。

 ソフトバンクの先発ローテは昨季13勝の武田を筆頭に、バンデンハーク、摂津、中田は当確。残り2枠を和田と大隣、千賀が争う。そこに割って入るのは至難の業だ。

 仮に今季もダメなら、ファンの堪忍袋の緒が切れる。ただでさえ、3年12億円でソフトバンク入りした松坂は、「古巣(西武)に戻ればいいものを、大型契約で転んで縁もゆかりもない福岡に来た」と、地元で陰口を叩かれている。いくら契約が来季まで残っていても、あともう1年」は通用しない。ファンを満足させる成績を残さなければ、福岡から追い出されることになりそうだ。

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