リハビリ理由に悠々自適 SB松坂“米国逃避”に大ブーイング

公開日: 更新日:

「特別扱いもいいところ。何様だって話ですよ」

 ソフトバンクのチーム関係者が松坂大輔(35)について顔をしかめる。

 今季、4年16億円という巨額の契約を結んで日本球界に復帰するも、右肩痛の影響で一軍登板ゼロ。期待を大きく裏切った松坂は、チーム内でも浮いた存在になっているという。

 オープン戦では試合前練習に遅刻して罰金18万円を取られると、3月半ばにインフルエンザを発症。その後、リハビリ組となったが、シーズン中はチームの西戸崎練習場にはほとんど顔を出さず、東京の治療院など全国の医者行脚をする日々。

 8月には「関節唇および腱板クリーニング術」「ベネット骨棘切除術」「後方関節包解離術」と複合的な大手術を受け、以降はリハビリを理由に自宅のある米国に帰国した。

「福岡だとマスコミがいてリハビリに集中できないというのもあって、方々を飛び回っていたみたい。ある時、九州の福岡県外の遠征で登板を緊急回避したことがあった。右肩違和感が原因とされているが、練習場に来たり来なかったりと身勝手な行動が続いたこともあり、『遠征先にチームのバス便ではなく、マイカーでの移動を要求して認められなかったから面倒くさくなったんじゃないの?』と訝る声も聞いた」とは、ホークスOB。

 肩にメスを入れて復活した選手はほとんどいない。「平成の怪物」はもう一軍マウンドに上ることはないかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち