“3タック”から変身の池田勇太に心配なジャンボの二の舞い
【SMBCシンガポールオープン】
最終日は雷雨のため中断があり、日没サスペンデッドで13選手がホールアウトできなかった。
競技は1日の朝7時30分(日本時間8時30分)に再開。通算12アンダーで宋永漢が優勝。2メートルのバーディーパットだけを残したジョーダン・スピース(22)はこれを決めて11アンダーで2位フィニッシュだった。
今大会は世界ランク1位のジョーダン・スピースが出場して大いに盛り上がった。
世界ランクに加算される優勝ポイントは28。日本ツアーの通常16ポイントから大きく跳ね上がり、エースキャディーを休ませても大ギャラリーを引き連れ、「さすが」という技も存分に見せて沸かせた。
もう一人、会場で注目を集めたのが 通算2アンダーで23位に終わった池田勇太(30)だ。“全身”がいつもと違ったからだ。
プロ転向前のアマチュア時代からブリヂストンスポーツから用具提供を受けており、契約プロの顔としても知られている。ところがアジアンツアーとの共催とはいえ今季日本ツアーの開幕戦にキャップはもちろん、キャディーバッグまでBSマークがなく、「いったいどうしたんだ?」とメディアが騒いでいる。