特打せず守備強化 ヤクルト山田連続トリプル3への“秘策”

公開日: 更新日:

 キャンプ2日目の2日、ヤクルト山田哲人(23)は全体練習を終えると、同僚の西浦とともに室内練習場へ向かった。今季の目標に2年連続トリプルスリーを掲げるスラッガー。てっきり居残り特打で打撃技術に磨きをかけるのかと思ったら、そうではなかった。

 室内練習場で待っていたのは、守備走塁に一家言を持つ三木ヘッドコーチ。始まったのは、「特打」ではなく「特守」である。三木ヘッドはティー打撃用のネットを用意すると、ボールを1つ入れた小さなナイロン製の網袋をその真ん中にくくりつけ、「さあ、やろうか」と声をかけた。

 山田は、三木ヘッドが転がす球をダッシュしながら素手で捕り、くくりつけられたボールを狙って送球。そんな練習を延々と繰り返した。

「ボールの位置は送球の高さの目安です。二塁手が走りながらボールを捕って一塁に送球するには低い位置に投げないと、一塁手は捕球できない。ゴルフでラインを引いてスイング練習するイメージです」(三木ヘッド)

 山田にはキャンプ中盤まで、昨年以上にこうした守備、走塁に時間を割くメニューが組まれている。実はこれが、過去に誰も成し遂げていない2年連続トリプルスリーを実現するためには必要なことなのだという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク山川穂高が“戦力外”へ崖っぷち…3カ月ぶり復帰即スタメンは「最後通告」

  2. 2

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  3. 3

    日本ハム新庄監督「来季続投の6年目突入」に現実味…V逸決定的になる中で注目されるその去就

  4. 4

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  5. 5

    巨人・阿部前監督が球団復帰へ着々 「辞任4カ月での出戻り」は毒になるか、薬になるか

  1. 6

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  2. 7

    桑田真澄氏の発言が波紋 巨人の内部事情暴露のやけっぱち…来季監督の芽は完全消滅か

  3. 8

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  4. 9

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  5. 10

    佐々木朗希が同僚に漏らしていた「給料が安い」の不満 あれだけゴネながら“25歳ルール”を知らなかった説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 2

    りくりゅう“婚約発表”が批判されたのはなぜ? 祝福ムードから一転…交際を「言う/言わない」の境界線

  3. 3

    永瀬廉のファンミに不満の声…King & Prince分裂後の"集金アイドル"活動とちらつく結婚

  4. 4

    金利上昇がもたらす「投資から貯蓄」への流れに政府は真っ青

  5. 5

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  1. 6

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  2. 7

    日本ハム新庄監督「来季続投の6年目突入」に現実味…V逸決定的になる中で注目されるその去就

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    福山雅治「不適切会合」問題ほぼノーダメージでTVジャックのウラ…中居正広氏らとは「次元が違う下ネタ」とは

  5. 10

    内閣広報室の予算要求が前年度比10倍超の72億円に爆増! 高市首相“ヨイショ体制”強化にネット大荒れ