周囲は気遣いも…2年目のソフトバンク松坂はオマケ扱い

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 昨夏の右肩手術からの復活を目指すソフトバンク松坂大輔(35)が第2クール初日の5日、キャンプ2度目となるブルペンに入った。直球のみ39球。投球動作を途中で止めるなど、しっくりこない様子で、「自分の感覚と見た感じのギャップをどれだけ埋められるか」と話した。

 受けたのは西武時代からの同僚・細川。「十分でしょう。去年の今頃よりバランスを意識して投げているのが分かる」と前向きだったが、立場は厳しい。

 工藤監督は、年俸4億円でも松坂に「焦るな」と指示している。なにせ、2年連続日本一を成し遂げたチームだ。先発ローテ候補は武田、摂津、バンデンハーク、和田、中田、他にも寺原、東浜、千賀、岩崎といった好投手がひしめき合う。要するに、頭数は足りているのだ。

 何十人もの報道陣を引き連れて歩く姿は、相変わらず注目度が高いことを表しているが、工藤監督は「期待はしても、アテにはできない」というのが本音だろう。

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