右肩回復アピールも…ソフトB松坂は“全身関節不全”の恐れ

公開日: 更新日:

 キャンプ序盤から、しきりに順調さをアピールしているのが、右肩手術からの復活を目指すソフトバンク松坂大輔(35)だ。

 18日はキャッチボールで調整。ブルペンには入らなかったものの、投球を意識した強めのボールを投げるひと幕も。練習後の本人は「状態はいいです」と笑顔すら浮かべた。

 2日前には打撃投手に登板。「下半身主導のフォームで投げられています」とも話している。

 3年契約1年目の昨季は右肩の故障などもあって一軍登板ゼロ。8月に右肩を手術したこともあって、今季は順調というのだが、「悪いのは右肩だけではないと聞いています」とマスコミ関係者がこう続ける。

「右肩、右肘の関節に加えて、股関節の状態も悪いというのです。そんな病名があるのかどうか分かりませんけど、全身関節不全という人も中にはいます。とにかく体中の関節という関節がおかしくなっているらしい。中でも股関節は、09年のWBC前から痛めていた古傷ですからね。投手にとって最も大切な箇所だし、完治していないようなら思うようなピッチングもできるはずがない。股関節をかばって投げていれば、肩や肘にも、とてつもなく大きな負荷がかかりますから」

 本人が「感触はいい」と言い続けても、まだまだ信用するわけにはいかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘