マエケン初登板は3月6日 ドジャース因縁のDバックス戦に
ルーキー右腕のオープン戦初登板が決まった。
ドジャースのリック・ハニーカット投手コーチは23日(日本時間24日)、キャンプ地アリゾナ州グレンデールで前田健太(27)の実戦初登板について「(オープン戦)3戦目のダイヤモンドバックス(Dバックス)戦になる」と明らかにした。当日は2イニング、30球をメドに投げるという。
相手のDバックスは主砲ポール・ゴールドシュミット内野手を筆頭に強打者がずらりと顔を揃え、昨季のチーム総得点720はリーグ2位と破壊力抜群だ。このオフは前田取りに最も熱心だったが、ドジャースのエース右腕ザック・グリンキーをFAで補強。結局、獲得を見送られた因縁の相手でもある。
この日の前田は今キャンプ2度目のブルペン入りで40球。初日は本塁ベース前でワンバウンドするなど制球を乱したが、全球種を低めに決め安定感を披露。デーブ・ロバーツ監督からは「グッド!」とほめられた。
2度目の投球練習を終えた前田は「実戦で調整していくので、指のかかりやマウンドへの対応は試合で投げてからになります」とオープン戦登板を心待ちにしている様子だった。