竜で一軍定着 亀沢恭平に強運もたらす「奇跡のメダイユ」
「2年前に知人がパリで買ってきてくれたんです」
中日5年目の亀沢恭平(27)が常に肌身離さず身に着けているのが、メダル型のペンダント。
フランス・パリにあるメダイユ教会で販売され、「奇跡のメダイユ」と呼ばれている。表面には聖母・マリア、裏面には十字架、ハートなどが刻まれている。世界中の人々がメダルを求めてメダイユ教会を訪れるという人気の代物だ。
「メダルを着けていると、奇跡が起きたり、幸福が訪れたりするというので、このメダルだけ買いにパリに行く人もいるらしいです。どうしても外さないといけない時以外は、ずっと身に着けています。僕自身、この2年間で中日に移籍し、昨年は一軍でも試合に出ることができたのは、このメダルのおかげもあると思っています」
昨季は主に二塁で自己最多となる107試合に出場、打率.269、0本塁打、12打点、9盗塁の成績を残した。
「昨年は試合に出ていろんなことを経験させていただいた。今年はそれを返す年です。チーム一丸、監督を胴上げするという目標だけを見据えて戦いたい。自分自身もチームに貢献したいです」