米公式球が負担に マエケンの肩肘を襲うさらなるダメージ

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「すべてのボールをコントロールできた。ボールとマウンドに対する不安はなくなった」

 ドジャースの前田健太(27)が、オープン戦初登板をこう振り返った。

 5日(日本時間6日)のダイヤモンドバックス戦に先発して2回を1安打無失点、2奪三振。打者6人に対して、初球はいずれもストライクだった。左右、高低のコントロールとも申し分なし。この日の投球内容に関していえば、ケチのつけようがなかった。

 が、問題はこれからではないか。

 メジャー通算32勝(47敗)、日本ハムの吉井理人投手コーチは以前、本紙のコラムでこう書いていた。

「メジャー公認球は、当時のプロ野球のボールと比べて大きく重い。それに表面がかさかさして滑りやすかった。慣れたつもりでも、ブルペンで投げるのと実際に打者に対するのとではかかる負担も違う。とにかく滑るため、ボールが上ずる。低めに投げようとするあまり、無意識のうちに指先に力が入る。普通に投げても前腕の内側が張るが、外側の筋肉にも張りが生じ、やがて炎症を起こした」

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