元賞金女王も危惧 森田理香子「クラブを信じて」の複雑心境

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 2013年賞金女王、森田理香子(26)の調子が上がってこない。今季女子ツアーは開幕したばかりだが、前週の開幕戦は1打及ばず予選落ち。

 今週も初日は3オーバー54位タイ発進と出遅れた。

 実は今季からクラブ使用契約を変えて、今大会はホステスプロだ。スポンサーのために活躍して、クラブ売り上げに貢献したいところだが冴えない。

 大会前には、「(新クラブは)飛距離が確実に伸びている。ただ、細かい距離感など試合で慣れていかないといけない面もある。そこはクラブを信じて打つだけでしょう」と語っていた。

 アマチュアは新しいクラブを手にして飛距離が伸びたら大喜びだがプロは違う。飛距離アップは「飛びすぎたらどうしよう」という不安を招き、インパクトが緩む危険性がある。そこからスイングを壊していくプロが少なくないからだ。

 元賞金女王の塩谷育代プロ(53)も、「プロはなるべくクラブ契約はしないほうがいい」とこう語っていた。

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