G由伸監督も一目 元野球エリートが塾経営を始めた“原点”

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 プロのアスリートが引退後、指導者の道を歩むことは珍しくない。しかし、「異業種」で指導となれば話は別だ。そんな異色の人生を歩む元プロ野球選手がいる。90年代後半からヤクルトなどで活躍した副島孔太さん(41)。昨年2月から神奈川県内で学習塾を経営している。

「もともと野球教室のコーチで子供に接する機会は多かったのですが、最近の子供や親御さんは『野球さえやっていれば高校や大学に行ける』と勘違いしている人が多い。そういう人たちの誤解を解きながら、将来のサポートができないのかなと思ったのが、この仕事を始めたきっかけです」

 副島さんは名門・桐蔭学園高で1年生からレギュラー。甲子園にも2度の出場経験がある。その後、進学した法大でも大学日本代表に選出され、96年にプロ入り。いわゆる「野球エリート」だ。およそ勉学とは無縁な人生にも見えるが、実はそこに塾経営の“原点”があるという。

「私は野球だけやってきたように見えるでしょうが、実際は小さいときから負けず嫌い。『野球はできても、頭は悪いんじゃないの?』と言われるが嫌で、ある程度の勉強はしてきました。その過程で感じたのは、『文武両道』は要領よくやらないと、いくら時間があっても足りないということ。子供にはそれがわからない。だからこそ、経験した人間が伝えないといけないのです」

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