錦織マスターズ初V逃す 敗因は“隙なし王者”ジョコの重圧

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 ジョコは昨年の全豪を制した時、「我々ビッグ4と錦織らライジングスターとの間には、まだ大きな開きがある」と言った。ジョコには6連敗で通算成績は2勝7敗。錦織にとってはまさにぶ厚い壁である。

▼錦織のコメント
「出だしは凄く良かったので、なるべくこの気持ちだったり、いいポイントを続けていけるよう考えていましたが、やっぱりあのディフェンスがあるのと粘り強いプレーが来るのはなんとなく想定していたので。1セット通して自分のベストのテニスをして彼を打ち破るのはまだまだ難しい。どんどんプレッシャーがかかりブレークもされますし。サーブが全く入ってなかったので、キープするのが今日は難しかったです。第2セットは作戦を変えて攻めていこうと思ってましたが、風もあり、なかなか思うようにボールが打てなくて。ロングラリーになったときほとんどポイントを落としていたので……。打たない方がいいのか、打った方がいいのか、なかなか分からなかったのが、今日は難しい点でした」

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